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電気自動車の今後の展望

電気自動車が今後ここ日本で普及していくためには、まずは持ち前の「エコ」という部分を更に先鋭化させ、向上させる必要があります。なぜなら、「エコカー」と謳っているこの電気自動車にも、「エコではない部分」が存在しているからです。電気自動車は、確かにガソリンを使用しない為排気ガスは全く排出されません。これによってCO2による地球温暖化や大気汚染が減少するのは明らかです。しかし、そのかわりに使用されている「電気」は、発電の際に「排気ガスや汚染物質を排出」しているではありませんか。これではまだ真の「エコカー」と呼ぶことは甚だ滑稽であるといったものです。
ではこの課題をクリアし、本当の意味での「エコカー」になるためには何が必要なのでしょうか。

太陽光発電との併用

近年エコカーの普及活動と共に推し進められているプロジェクトが「太陽光発電推進運動」です。太陽光発電とは文字通り太陽光を利用した発電システムのことなのですが、この太陽光発電もまた「エコ発電」として世界中で普及が勧められています。
太陽光発電で備蓄した電気をそのまま電気自動車に運用すれば、それこそ全く大気汚染をすること無くクリーンなエネルギーをサイクルさせることが可能になります。しかしこれにもまた数多くの問題点が存在しており、その一つが「コスト」です。電気自動車同様、この太陽光発電設置もまた多額のコストがかかってしまいます。国からの補助金が申請出来る点も電気自動車と同じなのですが、家庭用向けですと以前補助金額がそこまで高くなかく、どんなに安く見積もっても200万円はかかってしまうのが現状です。普及活動が進み、量販化され続ければ自ずと単価は低下していくかとは思われますが、どちらにしても時間がかかることには違いがありません。

図)地球に照射されている1日の太陽光エネルギー
真のクリーン活動の為、これから消費者や開発者が行なっていかなければならない急務は、とりあえず太陽光発電と電気自動車といった以前「ニッチ」な2つのコンテンツを、全国民にわかりやすく理解させ、浸透させていくことでしょう。

太陽光発電を使った面白い試み

話は少しずれますが、とあるトルコ人のデザイナーが考案した発電システムが最近話題に上がっています。というのも、その斬新な「デザイン性」が注目されているのです。

■太陽光発電を用いた電気自動車充電システム

名称: 「V-Tent」 デザイナー:ハカン・ギュルス (トルコ)

上記が「V-Tent」と呼ばれる太陽光発電と電気自動車の充電を併用することに成功した、トルコ人デザイナー「ハカン・ギュルス」が考案したプロジェクトです。こちらは「Green Dot Awards 2012」と呼ばれる有名なコンテストで見事賞を勝ち取っています。このデザインは、電気自動車を充電するのみならず、防護カバーとしての役割も果たしてくれています。今後の展開としては、個人駐車場に設置可能にしたりレンタルサービスを行うことも視野に入れているそうです。続報がとても待ち遠しいですね。