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電気自動車の問題点と対策案

電気自動車は「CO2排出ゼロ」やランニングコストの低さなど、普及を早めたい国やメーカーからの良い情報ばかりが飛び交っていますが、実際にはその他の商品等と同様メリットと共に大きなデメリットも内包しています。

電気自動車が抱える問題点

電気自動車はガソリンを使わないエコカーとして、メーカーのみならず国からも推奨されている今最も売り出し中のコンテンツの一つになります。確かに化石燃料を使用せず、「電気の力」だけで車を走行させることが出来るのならば、これに越したことはないのが常なのですが、現実はそういうわけにも行きません。
以前普及率が低迷している原因の一つとして、「本体価格の高額さ」が挙げられます。

低価格販売に向けて着々と動き出すメーカー達

トヨタ/超小型EV「コムス」:一人乗り用電気自動車として2012年7月より販売を開始
電気自動車普及において、最初の難問が「本体価格の高額さ」です。一般軽自動車などの場合、燃費や外見、新品・中古を踏まえてもそこそこ安い値段で高品質な車を「数ある中から選んで」購入することが出来ます。しかし電気自動車の場合、一般販売化されてから以前日が浅く、各メーカーから販売されている電気自動車の数も限られています。そして外見は完全に軽自動車ですが価格が「最低でも200万円以上」が相場となってしまっているため、補助金云々を含めても謎が多い電気自動車を購入しようとする消費者は絶対的に数が少ないのです。
こうした現状を打破する為、世界に誇るトヨタから2012年7月、日本で初めての「一人乗り用」のEV(電気自動車)が発売されました。超小型EV「コムス」と名付けられたこの電気自動車は、一人乗り用であるがためにコストが格段に安くなり、最大補助金7万円を含めると「¥668.000」での購入が可能になっています。短距離移動用としてのニーズに絞って販売されているこのコムスは、今まで見向きもされなかった電気自動車業界に良い風を吹き込んでくれた革命的な商品となりました。

その他の問題と対策案

本体価格の高さ以外にも、いまいち購入層が増えない理由として「EVスタンドの少なさ」が挙げられます。上記にもありますが、電気自動車が販売されてからまだ多くの時が経っていません。そのため電気自動車に対する理解浸透の遅さなどが加味され、電気自動車にとって命とも言える「EV用充電可能スタンド」が、全国的に多くないのです。もちろん都心を中心に普及の波は広がりを見せていますが、自宅にわざわざ充電設備を設置したくないユーザーも数多くおり、遠出の際に近くにEVスタンドがなかったらそれは誰でも気軽に電気自動車を走らせたいなどとは思わないでしょう。そこでこの問題を一刻も早く解決したい経産省は、2014年3月をめどに全国に約10万基を追加設備する方針を発表しました。

また、現在全国で見てもたったの1400基しか設置されていない「急速充電器」を、「35.700基」追加配備することも決定されました。以前大きな進展のない電気自動車普及活動ですが、様々な対策を経て人々の「エコ」への関心が強まっていけば、いずれ一般家庭で使用される自家用車はこの「電気自動車」が主流となっていくかもしれませんね。
EVスタンドの2基の充電器