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バッテリー交換式の電気自動車

電気自動車が電気の力で走るということはもはや周知の事実になっていますが、この電気を使用してどうやって走行することが出来るのか、といった疑問を抱えている方もなかなかに多くおられます。電気自動車には従来の自動車とは違って「エンジン」が積み込まれていません。その代わりに「モーター」が載せられており、電気を備蓄したバッテリーと併用することによって走行することが出来ます。詳しい原理などはここでは省きますが、とかく電気自動車は、究極的に言えば「バッテリー」と「モーター」があれば走らせることが可能です。


図) 電気自動車(EV)の内部構造絵
クリーンな自動車として数年前から普及が進められている電気自動車ですが、コストの高さと充電スポットの少なさが起因して未だ目に見えた成果は現れていません。技術力の高まりに合わせランニングコストの良い電気自動車も販売開始され、先ごろでは「某コンビニエンスストア」が配達用の乗り物として、トヨタから発売されている「コムス」を3000台採用すると発表されました。このように、一般的な販売はまだまだですが、着実に電気自動車普及の流れは見え始めています。
超小型EV 「コムス」 (セブン-イレブンVer.)
そして現在、二次電池に充電を行なって走行するのではなく、バッテリー自体を「交換」して運用するタイプの電気自動車が現れ始めました。一般家庭用としてはメリットの無い仕様になるのですが、商業用の電気自動車としては時短かつ効率的な運用が可能になっているのです。

バッテリー交換式のEVタクシー

この「バッテリー交換式の電気自動車」を積極的に採用しているのが、アメリカ合衆国のカリフォルニアに本社を構える「ベタープレイス」です。石油といった化石燃料から脱却するために創設されたこの企業は、タクシーにこの「バッテリー交換式EV」を用いています。

ベタープレイスが採用しているバッテリー交換式のEVタクシー

バッテリー交換式のEVタクシーの、実際のバッテリー交換時の写真。専用のレールに乗り、下部からバッテリーを交換する。作業時間は極めて短く、従来の充電式の電気自動車に比べて極めて効率化された補給が可能になった。