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電気自動車のバッテリーについて

電気自動車は推力を電気によって補うため、全ての車にエンジンの代わりとなる「バッテリー」が積み込まれています。このバッテリーは大変価格が高く、三菱の「i-Miev」につまれている「リチウムイオン電池」の価格はなんと「270万円」もします。
そんな「リチウムイオン電池」は、現在1000-3000Cycleのものが大半で、この場合の電池の寿命は約5~10年程になっています。これは当然走行距離などにも関係してくるため一概には言えませんが、とにかく電気自動車に使用されている電池は「消耗品」であるという事です。

二次電池に今後期待すること


図)リチウムイオン電池
上記で書いたように、「リチウムイオン電池」を始めとする全ての電池には、必ず寿命が存在しています。しかしこれは開発者側も重々承知のうえですので、消費者になるべく負担がかからないように日進月歩新たなリチウムイオン電池の開発を進めています。そして最近、なんと「6000Cycle」までの充放電に耐えられる電池「SCiB」が東芝から販売され始めました。これは既存のリチウムイオン電池のざっと二倍ですから、当然寿命も大変長くなっています。
例えば、長距離走行することが多い大型車などにつまれた場合、100万Kmもの走行をしたとしても電池を交換する必要がないのです。「10年24万Km」という指針を余裕でクリア出来るこの最新のリチウムイオン電池が市場を席巻するようになれば、「電池交換」という最大のリスクは随分軽減されるでしょう。
しかし、電池はどこまでいっても電池です。長い間(半年程度)乗車せずに放置していれば、電池は完全放電を起こしてしまい再使用ができなくなってしまう恐れもあります。この場合電池は交換しなければならないハメになりますので注意が必要です。

図) 東芝から発売された二次電池 「SCiB」。充放電「6000回」を実現させ、
酸化物系新材料を素材に採用することによって熱暴走が生じにくい構造になっています。